男同士で飲みたい
個性派日本酒4選
日本の伝統的なお酒である日本酒、きれいで澄んだ味わいが魅力なのはよく知られているところです。そんな和食の華とも言うべき日本酒が今すごいことになっているのをご存知でしょうか?毎年毎年今までにない味わいを持った日本酒が全国各地で発売され、酒屋さんの棚には多様な日本酒がずらりと並んでいるのです。その光景はまさに日本酒戦国時代と言えるでしょう!
そこで皆さまにも日本酒の最前線を楽しんでいただけるお酒を4本選んでみました。日本酒ブロガーである自分が実際飲んでこれは!と感じたものを選りすぐってみました。男友達と一緒でいくつもの酒屋さんをまわっては買って飲んでをくりかえして見つけたお酒なので、ぜひ親しい男同士、もしくは女同士で飲んでみてください。どれも個性的な味わいなので驚くと思います。その中でいい!と感じたお酒を見つけたら、いろいろな人にふるまっていただけると嬉しいです。
香川県の名物・骨付鶏に合う日本酒を目指してつくられた1本です。脂っこい鶏肉に日本酒が合うの?と思って飲むとびっくりしますよ。クリーミーな舌ざわりにはっきりした甘酸っぱい味わいが爽快なのです!見た目は白くにごっていてまるで乳酸飲料のよう。さらにアルコール度6%なのでビールのように喉ごしを楽しむこともできます。
シャープな酸味を生み出す焼酎用の麹を利用し、さらに通常より3倍の量の麹を使って生まれたお酒です。前例にとらわれない蔵元・川鶴酒造の自由さがいかされた1本ですね。
こちらは商品のコンセプト通り骨付鶏と飲むのも素敵ですが、ぜひカレーと一緒に飲むのも試してみてください。讃岐くらうでぃがラッシーのように感じられてたまらない組み合わせです。
★e-美味さんの商品では、同じ香川産のカレーである「オリーブ牛ビーフカレー」をおすすめします!
飲むとりんごジュースのような味わいがする驚きの日本酒です。その秘密はお酒に大量に含まれたリンゴ酸という酸味。ワインにも含まれるこの酸をたくさん生産する酵母を使用することで、日本酒でもなくワインでもない不思議でおいしい味わいのお酒ができあがりました。さらに加熱殺菌処理をしていないので、フレッシュさも抜群です。
いままで日本酒に触れてこなかった人にも気軽に飲んでほしい夏向きお酒として企画されました。スタイリッシュな瓶のデザインに蔵元・飯沼本家の想いが感じられますね。
一緒に食べる食べ物は、お酒の酸味の豊かさにマッチする同じぐらいの酸っぱさがあるものがよいでしょう。
★e-美味さんの商品では、「グレープジュレ3個セット」をおすすめします!
「グレープジュレ3個セット」はクラッカーやバゲットにのせて食べるとおいしいです。また「国産無添加ドライフルーツミックス(みかん、桃、イチジク)2個セット」はクリームチーズなどと一緒に食べると最高でしょう。
十年以上貯蔵した複数の日本酒をウィスキーのようにブレンドした熟成古酒です。現代ではマイナーな存在の日本酒熟成酒ですが、江戸時代ではむしろ古酒の方が尊ばれていたのです。この十年古酒はお酒の糖分がカラメルのように変化し、なんとも言えない香ばしい香りと濃密な甘さが魅力です。
達磨正宗をつくる白木恒助商店は日本酒古酒が専門という蔵元です。熟成のプロセスはとても複雑なので、その腕前の良さが味わいにおおいに反映されています。
こちらはちょっと変わった楽しみ方をご紹介。このお酒はアイスクリームとすごく相性がよいのです。ミルクたっぷりのアイスクリームにカラメルシロップをかけるようなイメージで楽しんでください。
★e-美味さんの商品では、「ふくち☆リッチジェラート モダンセット(6個入り)」なら様々な組み合わせが楽しめますよ。
お酒を仕込む時に使う水の量を少なくする十水仕込みという江戸時代の技術を使うことで、濃厚で広がりのある甘味を実現した日本酒です。甘さの濃い日本酒は飲みづらさがあることが多いですが、こちらのお酒は舌ざわりの滑らかさがあって、不思議に飲みやすいです。甘いお酒が好きな方にはぜひとも飲んでいただきたい1本ですね。
大山をつくる加藤嘉八郎酒造は淡麗辛口の味わいを得意としているのですが、この十水は新しいチャレンジとして取り組んだ商品なのだそうです。その結果大好評となりレギュラー商品化されたのですよ。
これだけ濃厚な味わいなので、シンプルに塩味と旨味を楽しめるチーズが好相性です。
★e-美味さんの商品では、「まぐろチーズ」と「チーズかつお」がおすすめです。魚の旨味がたっぷり詰まったチーズをおつまみに、十水の甘さをじっくり楽しんでください。
今回は個性的なお酒の味わいにマッチする食べ物も同時に選んでみました。「え、こんな食事に日本酒が合うの!?」とこちらもサプライズにあふれていますので、ぜひ試してみてください。
日本酒好きが高じて日本酒ブログを書いている神奈川建一と申します。日々全国のおいしい日本酒を楽しんで、そのおいしさをネット上で紹介する活動が面白くて長年続けています。
最近は日本酒のおいしさがどこからくるか、その仕組みに興味が出始めオフラインでの日本酒勉強会もスタートさせました。長い歴史と高度な職人技が組み合わさって生まれる日本酒に興味を持ってもらえると嬉しいです。
