商品説明
それを作っているのは、高知県の山間にある小さな農家さん。
人気の高い蜜芋である「紅はるか」や希少な「人参芋」を有機栽培し、皮剥き、炊き上げ、手切り、そして乾燥まで、加工は全て手作業で行っています。丹精込めて作られる干芋は硬すぎず、柔らかすぎず、噛めば噛むほどに素材本来の甘味が広がるまさに絶品。農家の3代目となるお父さん・お母さんが丸一年かけて作り出した、奥深く豊かな味わいが特徴です。
そんな絶品干芋を主役に、北海道産クリームチーズと土佐天日塩で丁寧に仕上げた、全く新しい和菓子「干菓子山」。「干したお菓子」の名のとおり、土佐の風土が育む美味しさをダイレクトに感じていただける逸品に仕上がりました。
さあ、ご賞味ください。
商品詳細情報
ブランド | 八千萬ず |
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内容量 | 蜂蜜ばたー、しょこら ギフトボックス各3個入 |
原産国 | 日本 |
保存方法 | 冷凍庫で保管してください。 |
賞味期限 | 10ヶ月(冷凍) |
カテゴリ |
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商品配送情報
配送方法 | ヤマト運輸(冷凍) |
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集荷元 | 高知県高知市神田 |
発送時期 |
指定なし |
配達外のエリア |
海外・離島 |
この商品のレビュー
2021年10月14日
和菓子のタルトはどんなお味なのかと思い注文してみました。 冷凍便で到着。 一つずつおしゃれな箱に入っていてお友達とシェアしやすかったです。 お味は蜜蝋バターとショコラの2種類で、こだわりのクリームチーズに干し芋や黒ゴマの風味も味わえてとても美味しかったです。 解凍しすぎてしまうとタルトがボロボロと崩れてしまい食べづらかったです。 解凍時間の調節が難しいかな。と思いました。



2021年10月11日
以前、友人宅でいただいて美味しかったので こちらで見つけた時は興奮して即買いしました。 冷凍で届き梱包も丁寧でした。 小豆入りのクリームチーズは濃厚で 蜂蜜ばたーとショコラの器とも相性がよく ほのかに甘い干し芋がアクセントでとても美味しかったです! ただ、ちょっとお高いのに一つだけ真空パックがゆるかったので心配になりました。



出店者の想い
出店者のこだわり

「干菓子山」物語
全国的には知られてないかもしれませんが、高知県では、昔から肌寒くなると出始め、冬場の保存食として、干し芋が作られてきました。
そのままは勿論、ストーブなどで炙っても美味しく召し上がって頂ける冬の風物詩的なおやつ。この干芋のことを高知では「ひがしやま」という名称で昔から、親しまれています。
県外の方にとっては、『ひがしやま」=干芋』を連想する人は少なく、大半の方が「ひがしやま」と聞いても、何なのそれ?地名なの?と思われると、、、。 そこで、まずは始めに由来をご紹介したいと思います。
知る人ぞ知る『ひがしやま』ですが、この名が付けられた訳は、諸説あるのですが、大きく2つの由来があるといわれていわれています。
1つ目は、土佐弁(方言)の「かちばる」「ひかちばる」:意味は、物が乾燥しカッチカチに固くなる、と言う言葉が訛ったのが由来にという説。
2つ目は、干菓子山(ほしがしやま→ふがしやま→ひがしやま)という言葉が訛り変化したと言う説。
参考文献が非常に少なく、現在ではどちらが正しいのか田舎の伝承では、このような事が由来となり、高知では古くから干し芋の事を「ひがしやま」と呼び、県民に長く愛されてきたのだと伝えられています。その風味は、濃厚で生キャラメルの様な、ねっとりとした程良い柔らかさと優しく自然な甘さと後味が特徴。
今回は、契約農家で、稀少価値の高い人参芋と紅はるかを、昔ながらの手作り製法で、ゆっくり、じっくりと丁寧に炊いては干し、炊いては干しを繰り返し、芋が持っているまろやかな甘みを最大限に引き出して作られた、ひがしやま(干し芋)を新し形で、全国の方々に知ってもらいたいと思い、焦点を当てました。
ひがしやまが、本来持っている風味をダイレクトに生かした、有りそうで無い意外な組み合わせはないか?一定期間では無く、通年、美味しく召し上がってもらえるにはどうすればよいか?一つ一つでも旨味のある食材を、どの様に、どんな比率や調理方法を組み合わせれば、更に美味しく、バランス良い和弦の調和が生まれるのか?和食料理人としての22年余りの歴で培った、経験とアイディアを生かし、考えに考え試行錯誤を繰りした結果、、。有る様で無かった、ひがしやま(干し芋)とクリークチーズと天日塩という、それぞれの食材が折り重なって初めて生まれる、和弦の組み合わせに辿りつきました。
県民に愛され続けてきた干し芋、とてもシンプルなこの食材を主役に、北海道産クリームチーズと土佐天日塩で、丁寧に仕上げた、和菓子の新しい形を提案した『和のチーズテリーヌ』をイメージした逸品です。
最後になりましたが、商品名の由来は、和食の美意識の一つである言葉『わびさび』、素朴な干し芋の滋味とその中にある奥深さや、豊かなものがおのずと感じられる風味を表現したく、干した山のお菓子にちなんで、古くに使われていた漢字である、『干菓子山(ひがしやま)』と名付けました。